茶托、銘々皿、盆/茶托、銘々皿、盆は来客時にはなくてはならないものです。

漆器

茶托、銘々皿、盆

来客時には、茶托、銘々皿、盆があれば重宝します。湯呑との相性がポイントです。当店では茶托の仕入れは湯呑と 合わせる事を前提に仕入れていますが、黒や溜め塗りの無地が無難です。溜め塗りは傷が入り易いので取り扱いに は十分に注意して下さい。当店の茶托の中では古代乱筋四寸二分茶托と亀甲黒拭き漆四寸二分茶托がお勧めです。

わかっているようで、その場になるととっさに出来ないのがお茶とお菓子の位置です。 お客様から見て、お茶右、お菓子左です。 銘々皿を左手で持ち上げて、右手でナイフを使ってお菓子を頂くが正解です。洋風の生活習慣が普通になり、お皿は 持ち上げるものではないというのが普通の感覚になっています。 に正座し、背筋を伸ばし、胸の辺りでお菓子を切り分け、上品にお召し上がり下さい。茶托とお揃いの 銘々皿や角盆もご覧下さい。小判盆に湯呑とお菓子を一まとめにしてお客様に出したり、茶托に湯呑をセットし、銘々皿 にお菓子を載せて、角盆に一まとめにするスタイルもすっかり定着しました。