有田焼通販/湯呑と茶托につきまして。

漆器

湯呑と茶托を揃える時の参考に

湯呑と茶托の組み合わせ。
来客用の煎茶碗、汲出しには茶托がつきものです。昔は大勢のお客様の場合は茶托を省くこともありましたが、
原則として茶托を使うことをお勧めします。
茶托のサイズ
茶托のサイズは煎茶碗に合わすのなら四寸サイズ(径12センチ)、蓋付き湯呑に合わすのなら四寸五分(径13,5センチ)
が目安になりますが、載せる湯呑との相性が一番ですね。
当店で扱っています、亀甲黒拭き漆四寸二分茶托は、煎茶、汲出し兼用で使えますので、人気があります。
茶托と湯呑の組み合わせの感覚は人によってばらつきがありまして、これでなかったら駄目というのはありません。
実際に茶托に湯呑を載せて、雰囲気を確認するのが一番ですが、無難に揃えるのが正解だと思います。
茶托の色
色は最近は黒系統が多いです。朱、赤の茶托は種類が少なくなりますし、銘々皿と揃えるとなるほとんどないのが実情です。
黒系統の色なら仏事、慶事兼用で使えますので、便利です。朱、赤は仏事には使い難いです。
越前塗、輪島塗、会津塗などの溜の茶托はお勧めですが、傷が入りやすく、取り扱いが大変です。
茶托の型
茶托の型もいろいろありますが、高さといいますか、深さに注意して下さい。深い茶托は湯呑と合わせるのが難しいです。
高さが2センチから2,5センチ程度が使いやすいようです。あまりにも高さがないのも考えものです。
高さがなければ、茶托から指を抜く時に抜き難いのです。
因みに、銘々皿は五寸(約15センチ)が目安です。型はお皿に近くなります。
煎茶碗/蓋なしの来客用湯呑
30年ほど前はつぼ型の湯呑が多かったのですが、今はほとんど反り型になっています。さらに一回り小さくなっています。
従いまして、現在では大勢の来客用湯呑といえば、反り型の、やや小振りな煎茶碗といっても差し支えないと思います。
径が広く高さが低い型と、径が狭く高さが高いタイプがありますが、好みでどちらでもいいです。七五郎でもこのあたりは
あまり神経質には考えていません。品物がよければそれで良いという感覚です。
汲出し/蓋付き来客用湯呑
汲出しも昔と比べると随分小さくなっています。碗の径が8センチから8,5センチ、高さが6センチ前後が目安でしょうか。
汲出しに合わせる茶托は四寸五分、型は端反りで高さが2,5センチ程度、色は溜が七五郎の好みです!
以上、湯呑と茶托をあわせる時の参考にして下さい
お菓子を出す場合
お茶にお菓子はつきものです。仏事のお寺様、結納の席では銘々皿を使って下さい。
できれば、茶托と銘々皿を揃えた方が綺麗なのですが、茶托と銘々皿が揃う種類が極端に少ないのが現状です。
朱系統の色ではまず無理、溜でもかなり厳しいです。現在黒が主流の時代です。黒なら茶托と銘々皿が揃います。
お客様にお茶とお菓子をお出しする場合は、お茶が右、お菓子が左になるように出して下さい。
基本的には運び盆でお茶とお菓子をお客様の近くまで運び、まず、銘々皿をお客様の正面あたりにおきます
次に茶托に載せた湯呑をやや右側(お客様から見て)に置きます。
因みに、お菓子を頂く時には、銘々皿を左手で持ち、右手で和菓子用のナイフでお菓子を切り分けて、頂いて下さい。
甘いものは苦手という方は、お茶だけいただき、お菓子は懐紙にくるんで持って帰っても差し支え ありません。
お茶を頂くときには、蓋についた雫をこぼさないように、まず碗の中に雫を切ってから頂いて下さい。
法事などの大勢のお客様の場合は、銘々皿でお菓子をだすのも大変です。お盆に半紙を敷いて、何箇所かに分けて
お菓子を盛り合わせておいても良いと思います。
最近は、お菓子とお茶をまとめて盆に載せることもあります。七五郎でも小判盆の27センチサイズを扱っていますが、
人気があります。茶托と銘々皿のかわりに小判盆を使うという感覚です。
お茶とお菓子を頂く順番は?別にどちらでも差し支えありません。お好みでどうぞ。
最近気になること
戦後の生活の洋風化に伴い、銘々皿を手に取るという感覚がなくなってきているのではないのかと思います。
つまり、洋皿と同じ感覚ですから、銘々皿を下に置いたままでお菓子を切り分けようとするわけです。
これでは切り難いので、銘々皿を右に移動して、下に置いたままで切り分けるというシーンです。
これは気になりますね。
胸の下辺りで、銘々皿のお菓子を切り分けて、一口、一口味わって頂きたいものです。