有田焼通販/有田焼の茶碗や湯呑、皿、マグカップ
有田焼
食器購入時の参考に
有田焼のうつわ/新婚食器の揃え方の参考にして下さい。
新婚家庭の食器の揃え方ですが、ほとんど決まった形はなくなってしまいました。一般的に食器の揃え方といったほうが
適切かも知れません。それでも一応の流れを書きます。参考にしていただければ幸です。
飯碗、湯呑、箸、汁椀、急須など
普段、毎日使う飯碗ですが、以前はペアで揃えていましたが、最近は気にいった飯碗をそれぞれバラで購入されることも
結構あります。でもせめて飯碗くらいペアでもいいと思うのですが。
来客用の飯碗は男女兼用で使いますので、無難な柄で、サイズは女性用か、少し大きめのサイズがお勧めです。
有田の飯碗のサイズでいえば三寸八分から四寸サイズがお勧めです。
湯呑は従来のコップ型はほとんどなくなっています。いわゆるフリーカップが主流です。むしろ新柄では
ペアでフリーカップになっています。サイズは大小はありませんので、色違いでペアにするのか、同じもので揃えておいて、
来客にも使うのか、どちらでも好みで揃えて下さい。茶托でもコースターでも雰囲気にマッチすればお好みで合わせて下さい。
汁椀は普段使いもお客様用もかねる場合が多いです。手頃な価格帯のものを五客揃えておけば重宝します。
サイズは径四寸弱、高さは二寸強が理想ですが、トレンドは背の高い細長い型の汁椀になっています。持ちにくいと思うのですが
時代の流れでしょう。オシャレ度は高いのですが、使ってみてがっかりということもあり得ます。
食器乾燥機、洗浄器ですが、時代の流れで対応している汁椀がかなりあります。これも選択のポイントになりそうです。
ただし、レンジ対応の汁椀はお勧めしません。レンジに使用できる時間はせいぜい一、二分です。それ以上は避けた方が
無難です。木製であれ、合成樹脂であれ、基本的にはレンジに使用できるものではないのです。塗装にも限界があります。
もし塗装が剥げたらどんな化学的な成分がでるのか、見当もつきません。使えるのはせいぜい洗浄器まででしょう。
箸は大小、色違いをお勧めします。箸の長さも決まり寸法がありますので、それ程迷うことはないと思います。
お客様用のお箸も忘れずに。無難な箸を五膳揃えておけば安心です。長さは男性用で揃えておけばいいでしょう。
急須は使う家庭が減っています。ペットボトル入りのお茶の影響でしょうね。
購入されるのなら容量が320cc程度が目安になります。ちょうどフリーカップに二杯分といったサイズになります。最近は
網付きの急須が大半となりました。できるだけ大きい網が入る急須をお選び下さい。
小鉢、中鉢、大鉢などの鉢類です。
いろいろ使い分けるのなら、三寸六分、四寸、四寸五分と三種類あれば重宝しますが、それでなくても使用頻度が落ちている
小鉢です。四寸を基準に、四寸より小さめと四寸より大き目の二種類を目安にして下さい。酢の物、和え物、煮物、鍋料理の
の取り鉢と幅広くお使い頂けます。大鉢もあれば重宝しますが、収納の問題もありますので、麺鉢と兼用でもいいでしょう。
麺鉢のサイズは五寸から五寸五分程度が目安です。そば、うどん、ラーメン兼用で煮物鉢にも使えるといった感じですね。
和皿、小皿、パスタ皿などの皿類です。
小皿は四寸前後、深さがあればタレ入れにも使えますので、これもポイントでしょうか。
和皿は六寸サイズです。五寸サイズならちょっとした一品料理か取り皿感覚です。昔は取り皿のサイズは小さかったのですが
最近は五寸サイズが良く売れています。基本は六寸サイズで揃えて下さい。
有田の皿で七寸はほとんどありませんし、使うにも中途半端はサイズになります。八寸サイズならいわゆるパスタ皿として
お使い頂けます。このサイズで洋皿のミート皿の代わりにもお使い頂けます。大きいサイズの盛り皿はあまり使わなくなって
いますので、八寸皿で盛り皿兼用でお使い下さい。
因みに六寸皿は果物やケーキにもお使い頂けるサイズです。白磁、青白磁のお皿なら幅広くお使い頂けます。
昔ながらの八寸(対角線)長角皿はもはや過去の遺物となってしまいました。細長いさんま皿や小判皿がお勧めです 。
糸底の大きい、安定感のあるタイプがお勧めです。刺身や天ぷらにもお使い頂けます。
洋食器です。
基本は18センチ~19センチのケーキ皿、23センチ~25センチのミート皿、22センチ前後のスープ皿です。
コーヒーカップとケーキ皿は柄を揃えた方が無難でしょう。
コーヒーカップとケーキ皿はちょっと贅沢にボーンチャイナで揃えておけば、来客時にも重宝します。
因みに、ミート皿、ケーキ皿、スープ皿があれば中華料理にはほとんど対応できます。特にスープ皿はカレー、焼きそば
シチュー、八宝菜、マーボ豆腐など便利にお使い頂けるアイテムです。
ガラス食器です。
もはや消滅寸前の絶滅危惧種になっています。基本はタンブラーですが、これも陶磁器のフリーカップに押されています。
ガラスの皿や鉢類は、完全に土物食器や白磁、青白磁に取って代われたという印象です。
切子のような趣味的なアイテムのみ残るのでしょう。